太陽光を設置してメガソーラー事業だけでなく、中小発電所も構想されているお問い合わせが増えています。

メガワットソーラー共同利用モデル事業(メガソーラー事業)は、2005年に環境省が提唱したソーラー大作戦の一環として進められているものです。地域で1MW級の大規模ソーラー発電の施設を導入し、その電力を地域の需要家が共同利用するビジネスモデルを構築することを目的としています。

一般家庭におけるソーラー発電に関しては世界をリードする日本ですが、大規模な発電設備の導入に関しては、残念ながら世界に後れをとっています。この後れを取り戻し、大規模ソーラー発電の普及を目指すのが、メガソーラー事業です。メガソーラーは1MWすなわち100万W規模であり、実現すれば1カ所だけで日本全体のソーラー発電単年度導入量274MW(2004年度)の0.5%をまかなうことになります。また、年間の総発電量は平均で110万kWhとなりますが、これは一般家庭320世帯分の年間使用量に相当し、CO2削減効果は全電源対象で約420tになります。自然林のCO2吸収効果から推定すると、環境省の調査では120haの面積に相当するとされますが、火力発電換算では760tのCO2削減効果が期待でき、この場合は217ha分の自然林に相当することになります

一方中小規模発電所は、100kW~1,000kWくらいの発電所で、大規模敷地工場への設置、私有地への設置などがあります。

いずれにせよ、自然エネルギーを使用することで、環境に配慮したエネルギーの確保で世界をリードし、未来の子供達のための安心したエネルギー政策構築のお手伝いをしていきたいと

日々邁進しています。